ロシアが運用中の無人貨物船
ロシアが運用中の無人貨物船。与圧貨物として食料、衣類、実験機材、補修用部品などを輸送するほか、高圧酸素や水、液体推進剤をISSに補給するタンクとパイプも装備している。通常、プログレスはズヴェズダの後方にドッキングする。ここはISSの後方端にあたるので、プログレスは自身のエンジンを使用してISSを推進(リブースト)し、高度を上げることができる。スペースシャトルが事故の影響で運用不能に陥っていた際には、強力なピンチヒッター役を務め、ISSを維持した。スペースシャトル復帰後も物資輸送に活躍しているが、今後は後述のATVと役割を分担することになる。
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ESAが2008年に運用を開始した、最新の無人貨物船。機能や利用方法はプログレスとほぼ同じで、ロシア側のドッキング装置を使用し、補給用のタンクやパイプも装備している。大型のアリアンVロケットで打ち上げられるためプログレスよりもかなり大型で、リブースト用推進剤を含む輸送力はプログレスの約3倍である。ただし、ドッキング装置もプログレスと同じなので大型物資の輸送はできない。
JAXAが2009年の運用開始に向けて開発中の無人貨物船。プログレスやATVと異なり、ISSの先頭にあたるハーモニーにドッキングするため、リブーストに用いることはできない。しかし、MLPMと同様にCBMでドッキングするため、ISPRを丸ごと搭載するなど、大型の貨物を輸送することができる。またISSの船外に装着されるバッテリーなども輸送することができる。スペースシャトル退役後、これらの物資を輸送可能な輸送機はHTVのみとなる。
NASAが2014年運用開始を目標に開発中の有人宇宙船。6名が搭乗可能で、ソユーズを置き換えて緊急帰還船としても使われる模様である。また、詳細は発表されていないが無人貨物船型の開発も予定されており、有人型と同様の回収カプセルを備えた型と、HTVのような非回収カプセルを備えた型のイラストが公表されている。まずISSに対応した型(ブロック1)が開発され、続いて月飛行に使用可能なブロック2、火星や小惑星への飛行に使用可能なブロック3を開発する予定である。